スキレットでそのままテーブルへ！
絶品きのこ＆エビのアヒージョ

2021.10.13

「見た目も味も最高で、不器用でもちゃちゃっと簡単につくれる一皿」を紹介する、
猫好き料理愛好家YAMATOのお料理連載。
今回は旬のきのことエビをたっぷり堪能できるアヒージョです。
一見手間がかかっているようで、慣れてしまえばとっても簡単な映え料理。
いつものメニューにプラスするだけで、食卓が一気に華やぎます！

材料（2〜3人分）

むきエビ100g
きのこ類（なんでもお好みで）２００g
にんにく３片
オリーブオイル１５０cc
バター５g
塩小さじ1/2
パセリ（あれば）適量
バゲットお好きなだけ

＜むきえびの下処理用＞
塩2つまみ
片栗粉小さじ1

1.むきエビの下処理をする

背ワタを取ったむきエビと塩をボウルに入れて混ぜる。
2〜3分置いたあと、片栗粉を満遍なくまぶしてから水で洗い流し、キッチンペーパーなどで水気を拭き取る。

面倒な場合下処理は省略もできますが、このひと手間でエビの臭みがやわらぎ、食感もプリプリに！

2.きのこを焼く

きのこ類は石づきを切り落としたら、適当な大きさに手で割く。
スキレットを弱めの中火にかけ、温まったらきのこ類を投入。
両面それぞれ3〜4分、全体に焼き目がつくくらいしっかりと焼く。

焼き上がったらバターをからめ、一旦別の器に取っておく。

きのこは焼くと縮むので、気持ち大きめに割いておくと◎。包丁を使わないことで味が染み込みやすく！

3.ガーリックオイルをつくる

2で使ったスキレットの表面をキッチンペーパーなどで拭ったら、オリーブオイルを投入。
皮をむき、ヘタを切り落としたにんにくを入れてから火をつけ、弱火でじっくり熱していく。
にんにくの香りが立ちほんのり色付いてきたらフォークなどで刺し、スッと入るくらいまで柔らかくなったらそのままスキレットの底面に押し付けるようにしてにんにくを潰す。

弱火でじっくり火を入れることで香りよくホクホクに♡

4.エビときのこを投入して仕上げ！

3で出来上がったガーリックオイルに、焼いたきのこと塩を入れ、さっと混ぜ馴染ませたら下処理済みのエビを並べる。
約30秒したらエビを裏返し、そのままグツグツ約1分煮込む。
刻んだパセリを飾ったら完成！　
こんがり焼いたバゲットと一緒に召し上がれ。

エビは火を通しすぎると硬くなってパサつくため、投入してから1〜2分の火入れがベスト。極上のぷりぷり感を楽しむコツ！

今回使ったオリーブオイルはピュアオイル。エクストラバージンオイルでももちろんOKですが、クセがなくより食べやすくなるのでぜひお試しを。繊細な香りを楽しみたい方は仕上げにエクストラバージンオリーブオイルを大さじ1程度回しかけると、プロの味にぐっと近づきます。
ちなみにエビの下処理すら面倒に感じる日は、タコ＆じゃがいも、ソーセージ＆長ネギ、ベーコン×ブロッコリーの組み合わせなどもおススメ！　シンプルな具材のときには鷹の爪を入れても美味。お好みにより塩加減を調整して。

映え料理を盛り上げる今月の器

ノーブランドのスキレット（15cm）＆”Futagami”の鍋敷き

「今回は直径15cmで少し深さがあるタイプのスキレットを使用。これはもう10年近く愛用しているものですが、蓄熱性が高く、素材の美味しさを生かした料理にぴったり！　そのまま食卓に出せる手軽さもポイントです。アヒージョの他、スペインオムレツやグラタンなどを焼いたり、ベーコンエッグやソーセージなど、１人分を手軽に焼きたいときにも重宝しています。
鍋敷はFutagamiのもの。真鍮を使ったホームアクセサリーが素敵な富山メイドのブランドで、コレクター心をくすぐるデザインが気に入っています」（YAMATO）

YAMATO／日本のシューズブランドでデザイナーを務めるかたわら、友人へのおもてなし料理が評判を呼び、LIV,で連載をスタート。「見た目も味も抜群な“映え料理”は簡単であることがマスト！」
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