
上質な大人スタイルをつくる
“8つのファッション哲学”
足りないのはセンスではなく、おしゃれのポリシー。
うわべだけのテクニックだけでは、季節が過ぎ、トレンドが変わってしまえばきっとまたおしゃれ迷子になってしまう。
私たちに今必要なのは、ときめきと意志。
なぜならファッションは、あなたの生き方そのものだから。
Hair: Dai Michishita / Makeup: Sadae Sasaki / Model: Eimi Kuroda /
Design: Nobuyuki Eguchi / Director & Editor: Ayano Kimura


心から「好き!」といえる服だけを着る
必要な服、きらいじゃない服、あったら便利な服——。クローゼットにはさまざまな服が溢れているけれど、いちばん大切なのはあなたがそれを好きかどうか!ときにトレンドは関係なくてもかまわない。心から本当に「好き!」と思えるアイテムこそが、あなたをいちばん美しく魅せてくれる服なのだ。
大人の甘さが香るオールブラックの着こなし。足元はちょっぴりハードなブーツでかっこよさをプラス。ジャケット¥321,000、シャツ¥124,000、スカート¥302,000、バッグ¥198,000、ブーツ¥169,000/すべてアライア(リシュモン ジャパン) 靴下¥6,800/アパルトモン(アパルトモン青山) リング¥53,000/オート ジェラー・アキオ モリ フォー ロエフ(ロエフ 六本木店)

こよなく愛せる
“自分ベーシック”を見つける
これからのベーシックはもう、世間一般の基準じゃなくていい。自分がいつも定番としている、そんなアイテムにこそきちんと投資する大人でいたい。いつかそのこだわりは熟(こな)れへと変化し、あなたの装いに特別な魔法をかけてくれるはずだから。
トラッドな着こなしの足元はあえて女らしいパンプスを合わせて。コート¥666,000、グローブ¥73,000、バッグ¥259,000/すべてロロ・ピアーナ(ロロ・ピアーナ ジャパン) ニット¥56,000/ニット バー(アイネックス) ピアス¥28,000/オート ジェラー・アキオ モリ フォー ロエフ(ロエフ 六本木店) パンツ¥38,000/サードマガジン 靴¥134,000/ジミー チュウ

ときに緊張感を心地よいスパイスに
身につけるだけで背筋が伸びるような本格時計、ここぞというときに頼りになるスペシャルなセットアップ——ときに緊張感のある装いは必要不可欠。
ファッションの絶大なパワーを借りてほんの少し背伸びしてみることも、おしゃれと気持ちのアップデートに繋がる。
スモーキーブルーのワントーンコーディネートに、ラグジュアリーなリストウォッチをON。ムダのないミニマルな装いこそ、アイテムの厳選が要に。ジャケット¥54,000、ブラウス¥49,000/ロエフ、ピアス¥30,000/オート ジェラー・アキオ モリ フォー ロエフ(すべてロエフ 六本木店) 時計[WG×DIA×MOP]¥1,840,000 /ヴァシュロン・コンスタンタン


“上質であること” にとことんこだわる
大人ともなればこだわりたいのが上質感。素材の高級感やしつらえの良さ、そしてそのモノが生まれた背景にも心を配ってみたい。たとえばカジュアルな装いでも質の良さが際立っているだけで、それはただのラフではない、大人の余裕へと昇華される。
肌触りがやわらかいカシミヤ100%のフーディは、本企画のスタイリスト安西こずえさんプロデュースの新コレクション。絶対的な上質感と遊びのあるデザインのMIX感が絶妙! フーディ¥47,000※1月末発売/wrapinknot by coz(ラッピンノット) 中に着たニット¥66,000/ニット バー(アイネックス) パンツ¥25,000/アッパー ハイツ、ネックレス¥49,000※12月以降入荷予定/ガブリエラ アルティガス 靴¥56,000/ブラザー ベリーズ/すべてアパルトモン青山


ルールより感覚を大切にする
組み合わせの方程式や体型診断もいいけれど、まずは自分の感覚を大切に。
だれかの言葉やルールよりも、実際にそでを通し、鏡の前に立ったときのインスピレーションを優先すること。普遍的なのはあなたの意志にほかならない。
ヴィンテージデニムの大胆なコーディネートは、シルエットの美しさが決め手。一期一会の出合いが一生のお付き合いになる得るのも、おしゃれの醍醐味! ジャケット¥19,800、パンツ¥59,800/ともにベルベルジンニット¥6,300/ハッシュニュワンス(オンワード樫山) バッグ¥322,000/デルヴォー(デルヴォー・ジャパン) 靴¥121,000/ジミー チュウ


スタイルの軸は“自分らしさ”
おしゃれはなにかの皮をかぶることでも、ほかのだれかになることでもない。
いつだって中心にあるのは自分らしさ。持って生まれた魅力を見つけ、磨き上げ、どう光らせるかが、今やるべきこと。他の人と比べている時間など1秒たりとも、ない。
パールの上品な輝きをいくつも重ねて、とことん自由に、自分らしく。ピアス[WG×あこや真珠×DIA]¥520,000、ネックレス[長/70cm/YG×あこや真珠]¥250,000、ネックレス[短/50cm/YG×あこや真珠×DIA]¥354,000、バングル[YG×DIA]¥300,000、バングル[下/YG×南洋真珠 黒蝶×ブラックスピネル]¥418,000、リング[左手/SAKURAGOLD™×あこや真珠]¥260,000、リング[右手上/YG×あこや真珠×ブラックスピネル]¥221,000、リング[右手下/PT×DIA]¥1,480,000/すべてタサキ トップス¥28,000/Boglietti、キャミソール/Elise Anderegg¥8,500(ともにガブリエルペコ)

短所を隠す3着より、
長所を際立てる1着を
気になるパーツを隠すことに一生懸命になるよりも、「これだけは!」と思えるあなたのいいところを際立ててくれる服選びを。「まあまあ」をいくつ集めても決して最高にはなることはない。服はたくさんは必要ないかわりに、これぞという1着を厳選したい。
一枚でサマになる美シルエットのブラックドレス。クラシカルな佇まいにヴィヴィッドピンクのパンプスを効かせて、モダンなニュアンスにリード。ワンピース¥89,000/ミラ・ショーン(コロネット) ネックレス¥30,000/オート ジェラー・アキオ モリ フォー ロエフ(ロエフ 六本木店) バッグ¥233,000、靴¥93,000/ともにロジェ ヴィヴィエ(ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン)


正解をひとつに限定しない自由をもつ
少し前までは確実に存在していた“ファッションの教科書”は、今や無意味。
決まりがなく、答えがないのが現代のスタイルなのだ。
ブラッシュアップのチャンスは毎日ある。これからは失敗を恐れず、自らのファッション道をとことん楽しみたい。
今どきのスポーティ&カジュアルのバランスに、シックなカラーリングがベストマッチ。ヘア&メイクをややカッコよく寄せて、キレのある大人の上級スタイルをねらう。アウター¥230,000、ニット¥78,000、スカート¥68,000/すべてプラン シー(パラグラフ) ブーツ¥93,000/クレジュリー(ヒラオインク)
※価格はすべて税抜きです。
※文中の記号はYG=イエローゴールド、WG=ホワイトゴールド、DIA=ダイヤモンド、MOP=マザーオブパールの略です。
【掲載ブランド問い合わせ先】
アイネックス 03-5728-1190
アパルトモン青山 03-5778-4919
ヴァシュロン・コンスタンタン 0120-63-1755
ガブリエルペコ 03-3498-7315
コロネット 03-5216-6515
サードマガジン 03-5784-2588
ジミー チュウ 0120-013-700
タサキ 0120-111-446
デルヴォー・ジャパン 03-6418-0983
ハッシュニュワンス(オンワード樫山) 03-5476-5811
パラグラフ 03-5734-1247
ヒラオインク 03-5771-8809
ブルーベル・ジャパン 03-5413-11128
ベルベルジン 03-3401-4666
リシュモン ジャパン 03-4461-8340
ロエフ 六本木店 03-5786-0877
ロジェ・ヴィヴィエ・ジャパン 0120-957-940
ロロ・ピアーナ ジャパン 03-5579-5182
Fashion
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真夏の肌見せが品よく洗練されるかどうかはジュエリー使いが重要なカギになる!
ヌーディなトップスや、地味に転びがちな“ワンツーコーデ”もリッチに、ぐっとアカ抜けるテクニックがあるんです。
さあ、この夏こそお気に入りのジュエリーを見つけて大人のカジュアルスタイルに磨きをかけましょう。
次第に春の訪れを感じるとはいえ、まだまだ手放せないのがアウター類ですが…そろそろマンネリ、気になりませんか?そこで、着こなしの鮮度を上げてくれるのがミニバッグ!小さなサイズ感と愛らしいフォルムでここ最近人気が続いているミニバッグは手持ちの冬コートから新しく買い足した春アウターまで、季節の変わり目の装いを洗練させてくれること間違いなし。今注目の10ブランド・15モデルを指名買い!
1年のうち約4ヶ月以上も着続けることになる冬の定番、ニット。ネックの形や色でバリエーションを出そうと買い足してもそこまで印象が変わらない…と、すでにマンネリに感じている人もいるのでは?
この季節の印象チェンジに効くのは、インパクトのあるカラーボトムでも、すぐに飽きてしまうであろうひとクセニットでもなく、実は「イヤカフ」。特別なテクニックも必要なく、手持ちのニットにプラスするだけで今どきのアップデートが叶う「洗練イヤカフ×定番ニット」のベストマッチングをお届けしましょう。
新たな年がスタートし、心機一転、身にまとうものも新調したい気分の今日このごろ。
そんなときのオススメは、クリーンな美しさが目を引く白アイテム。
とくに冬の白は特別感が高まって、ときめきもひとしおです。
これから長くお手入れすることを考えて選ぶ大切な「白」、
あなたはどのアイテムを選びますか?