
今シーズン再び注目!
“チャンキーニット”ってどんなニット?
細かく枝分かれしているうえに、時代によってコロコロ変わる。知らなくたって仕事には支障がない ——。
…かもしれないけれど、知っていると服選びがぐっと楽しくなる、それがファッション用語!
なんとなく読むだけで、なんとなく身についてしまう新連載「今さら聞けないファッション・ワード」。
今月は季節柄ファッション誌やTVCMなどでもよく目にする“チャンキーニット”についてです。
チャンキーニットってどんなニット?
英語のChunky(=チャンキー)には「ずんぐりとした」とか「厚ぼったい」という意味があり、チャンキーニットは主に太い糸でざっくりと編まれたニットのことを指します。
ちなみに太めのヒールの靴のことをチャンキーヒールと呼んだりもしますよね。これも語源は一緒です。

ローゲージニットとはどう違うの?
チャンキーニットはローゲージニットの仲間なのですが、中でも「太い糸を使っている」というところがポイント。
つまりチャンキーニットはローゲージニットでもあるのです。
編み方であって形を表す用語ではありませんので、チャンキーニットにはタートルネックのものもあれば
クルーネック(丸首)のもの、カーディガンタイプのものも。
色や丈もさまざまです。
チャンキーニットを着るとどんな印象になる?
チャンキーニットを含め、ざっくりと編まれたローゲージ系ニットは一般的にカジュアルな印象。
反対に、ニットは着たいけれどきちんとした印象もキープしたいというときには、細かな編み目のハイゲージニット(写真中央)を選ぶとよいでしょう。

ニットは形やデザインだけでなく、編み目(ゲージ)も印象を左右する大切なポイント。
最初に選ぶときに「どう着こなしたいか」を考えると、T.P.Oに合わせたセンスが鍛えられ、着回し力もぐっと上がります♡
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