うっかり損してない?
「雨の日はエナメル靴」の大誤算
同じものを着ていても、見た目偏差値にぐっと差がつく
新連載「知ると得する、おしゃれのmame知識」。
今月は、梅雨時の足元問題を簡単に解決する…と誤解されているエナメル靴について。
雨の日にあえてエナメル靴を履いちゃっている人…いませんか? 実はそれ、危険かもしれません!
プロすらも間違える! エナメル靴の扱い方
「エナメル素材だから、雨の日もOK!」
雑誌をはじめとするファッションメディアで、靴に関してこんな説明を目にしたことはないでしょうか?
エナメルは表面上水を弾くのでこのように誤解されがちですが、
実はこれ、とっても危険な思い込み。
お気に入りの靴でも寿命をかなり縮める可能性があるのです。
そもそもエナメルは、レザーやビニール、キャンバスなどの表面を
樹脂に溶かした塗料と顔料を混ぜたものでコーティングした状態。
表革などに比べ水に強く、シミができにくいことはたしかです。
けれど一方で、高温多湿に弱いという特徴も。
雨の日に使ってきちんとお手入れをしなければ、
ベタついたり、反対に時間が経ってヒビ割れたりと劣化が加速し
まだまだ履きたいのに処分せざるを得なくなるかもしれません。
履いた後は乾いた布で水分や汚れを丁寧に拭き取り、風通しの良いところに置いてしばらく休ませましょう。
エナメルに防水スプレーはNG!
エナメル靴を雨の日に履く場合は
防水スプレーをする人も多いかと思いますが、それは絶対にNG。
エナメルがくもりツヤを失って、魅力が激減します。
お手入れをするなら専用のクリームを使いましょう。
「生産時から傷みはじめる」、「履かなくても劣化が進む」と言われるほど繊細なエナメル靴。
その魅力を最大限に堪能するためにも、大切にケアしながらたくさん履いて、おしゃれを楽しむのが最適解です。
知ると得する、おしゃれのmame知識
せっかくのセールだからって、買わないと損した気分になってない? 30%オフ、50%オフ、そしてときに70%オフ…!目がくらむほどのオフ率が踊る今時期のアパレルショップ。買うタイミングが数日違うだけで、かなりお得に買い物が […]