うっかり焼け&ズボラ老化を防ぐ!
日焼け止め効果アップの方法
この時期の紫外線は真夏のそれに匹敵するぐらい、とても強力で肌へのダメージは相当なもの。
実はいちばん“うっかり焼け”しやすい時期とも言われています。
昨年に引き続きマスクが欠かせないことが予想されるこれからのシーズンは
“うっかり焼け”に加え、まさかの“マスク焼け”をしてしまわないように
手持ちの日焼け止めの効果を格段にアップする方法、知りたくありませんか?
正しいケアを知って、紫外線から肌をしっかり守りましょう!
シミだけじゃない! 老化を早める紫外線
紫外線を浴びた肌トラブルとして、シミやそばかすが増えるというのはよく知られていますが
同時にたるみやシワの原因となることをご存知ですか?
いわゆる“光老化”と言われるものです。
紫外線対策を怠ると、老化は急速に進んでしまうのです。
歳を重ね、相応の見た目になることは美しいこと。
けれど、自分自身へのケアをないがしろにしたせいで
無駄に進んでしまった老化は決して美しいとは言えません。
化粧下地を日焼け止めの代わりにしてない?
あなたが使っている化粧下地に日焼け止め効果がある(SPF表示がある)からといって、
紫外線対策がきちんとできている、と思ってはいませんか?
恐ろしいことに、それだけではこの季節の紫外線を完璧に防ぐことはできません。
絶対に焼けたくない人・日差しの中に長くいるときには
化粧下地の前に専用の日焼け止めを使いましょう。
正しい日焼け止めの塗りかた
✔︎地味に大切! まずは使用量をチェック
厚塗りになってしまうのがイヤだからといって
少量を薄くのばして使うのはNG!
日焼け止め本来の効果を発揮できなくなり、
とくに鼻や頬などの高い部分が焼けやすくなります。
いつも使っているものでも、一度正しい使用量を確認しましょう。
✔︎手の甲ではなく、手のひらにとる
日焼け止めは手の甲でなく手のひらにとります。
手の温度で温めることで、顔全体にのばしやすくなります。
✔︎ムラを防ぐため2回に分けて塗る
自分では気づきませんが、大半の人に見られるのが塗りムラ。
そもそも塗れていない場所があるのですから
これでは“うっかり焼け”してしまうのは当然ですよね。
そんなムラをなくすには「2回に分けて塗る」方法がオススメ。
たとえば手持ちの日焼け止めの必要な使用量が500円玉大だとしたら
まずは1円玉大ぐらいを(ぷっくりと)手のひらにとって
鼻・両頬・おでこ・あごの5点におきます。
それを指の腹で(手のひらではないので注意!)顔全体に均等に伸ばしたら
再度1円玉大ぐらいを手のひらにとって同じ塗り方をもう一度繰り返します。
これで塗りムラはかなり防げます。
自立する鏡の前で、両手で丁寧に。
手に残ったものを耳(外耳)にも塗れば、耳の日焼けも防げます。
✔︎最後の仕上げを忘れずに
塗り終わったら手のひらで顔全体を包み込むように、ハンドプレスでなじませます。
あくまでやさしく、強く押さないこと。
日焼け止めが肌に密着しやすくなり、化粧崩れもしにくくなります。
テレビやスマホを見ながら…ではなく、手のひらに意識を集中させて。
顔と同様のケアを首〜デコルテにかけてもやりましょう。
正しく使わなければ効果は半減!
日焼け止めはSPF50+++なんていう強力なものでも
間違えた使い方をしていてはUV対策としてはまったくの無力。
それどころか、肌に負担をかけただけで終わってしまいます。
けれどこの簡単&正しい塗りかたを実践すれば、効果を最大にいかすことができます。
最新の日焼け止めを買い足す前に、まずはこの塗りかたをぜひ試してみてください。
毎日のようにきちんとUVケアをしているのにどうも効果を実感できない、
なんだか日々うっすら焼けている気がする、
もしくは化粧下地に日焼け止め効果があるものを使っているのに
「焼けた?」なんて聞かれたりする人は、試す価値アリです。