オーブンいらずで簡単＆豪華！
赤身肉と季節野菜のグリル

2021.03.17

「見た目も味も最高で、不器用でもちゃちゃっと簡単につくれる一皿」を紹介する、
猫好き料理愛好家YAMATOのお料理連載。
今月は“ほぼ焼くだけ”の超簡単・赤身肉のグリル！
…このジューシーな断面、おなかがすいてきませんか？

材料（2人分）

牛肉（もも肉orランプ肉）2.5〜3cm厚/200g
粗塩2つまみ
オリーブオイル小さじ1
ブラックペッパーお好みで
つけ合わせの野菜お好みで数種類
★赤ワイン大さじ2
★バルサミコ小さじ2
★しょうゆ小さじ2
★砂糖小さじ2
バター5g

1.肉の下準備をする

肉は調理の1時間半ほど前に冷蔵庫から出し、室温に戻す。
焼き始める30分前になったら塩を振り、手早くソフトにハンドプレスして馴染ませておく。
焼く直前に、にじみ出た水分と表面に残った塩があれば
ペーパーなどで優しく拭き取る。

一見面倒な下準備だけれど、実はここがメインの作業！
完成度の高さが決まるので、丁寧に。

2.つけ合わせの野菜をグリルする

肉に塩を浸透させている間に野菜のグリルをつくる。
フライパンにオリーブオイルを適量入れたら中火でしっかりと熱し、約4〜5分なるべく動かさずに焼き目がつくまで焼く。
さらにオリーブオイルを回し入れ、裏面も同様に焼く。
焼きあがったら、別の器に移しておく。
塩は最後に少々振る程度で◎。

野菜の種類はお好みでなんでもOK！　その時期の旬のものや、彩りを考えて選ぶと出来上がりが華やかに。

3.肉をグリルする

フライパンにオリーブオイルを入れ、全体に行き渡るようにならしたら、中火でしっかりと熱す。
煙が立ってくるくらい熱くなったら下準備した肉を入れ、そのまま２分、なるべく動かさない。
２分たったら裏返し、同じように裏面も２分焼く。
表面に焼き色がついたらトングなどで立てながら側面も焼く。

フライパンに軽く押し付けながら各面約１分、焼き固めていくイメージで。
側面が焼けたら弱火にし、再度表面をそれぞれ約１分ずつ焼く。
肉汁が表面にうっすらにじみ、軽く触って弾力を感じれば焼きあがり。

フライパンは鉄製やホーローコーティングなど、高温調理にむいているものがオススメ。
肉を置いたとき、ジューッという音がするくらいフライパンを熱するのがジューシーに仕上げるコツ！

4.肉をやすませる

肉をフライパンから下ろし、アルミホイルに包んで７分おく。
余熱でじんわり熱を入れることで生焼け防止＆やわらかな仕上がりに。

5.肉汁でソースをつくる

肉をやすませている間に、フライパンに残った肉汁に★を合わせたものを入れ、弱火で熱す。
ふつふつと湧いてきたらバターを投入。ヘラなどでまんべんなく混ぜ合わせ、少しとろっとしてきたらソースが完成。

6.肉を切って盛りつければ完成！

やすませた肉をホイルから出し、お好みの大きさにカット。
グリル野菜と一緒にプレートに盛り付け、仕上げにブラックペッパーを振って召し上がれ！

繊維の方向に対し垂直になるよう、やや斜めにそぐように切っていくと、よりやわらかな食感が楽しめる。

牛肉の赤身は低カロリー、低脂質、高タンパクで人気の食材。
さっぱり＆ヘルシーがお好みの人はもも肉、ジューシーに味わいたい人はランプ肉がオススメです。
今回は味付けなどがほとんど必要ない分、下ごしらえをしっかりして、グリルする時間を正確に計るのが最大のコツ！

映え料理を盛り上げる今月の器

カールメルテンスのカッティングボード＆ナイフ

カールメルテンスはドイツのホームアクセサリーブランド。
職人の巧みな技術で作られた製品は、デザイン性だけでなく使い勝手も文句なし！
「ナイフは切れ味抜群で、硬いパンから柔らかいお肉まで綺麗に切り分けられるうえに、バターやソースなどを塗るのにも便利。
刃先が丸くコンパクトなので、食卓にそのまま出しても違和感のないフォルムです」（YAMATO）

YAMATO／日本のシューズブランドでデザイナーを務めるかたわら、友人へのおもてなし料理が評判を呼び、LIV,で連載をスタート。「見た目も味も抜群な“映え料理”は簡単であることがマスト！」

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